【正山先生のサフランの予防医療講座】サフラン情報室【正山先生のサフランの予防医療講座】サフラン情報室

“セルフメディケーション”をご存じですか?

日本では生活習慣病としての高血圧や糖尿病という体の症状が重要視されてきましたが、近年、認知症やうつ、睡眠障害などの神経系の症状が問題視されるようになってきました。これから迎える超高齢社会において、その問題はさらに大きくなることが見込まれています。
また、それらに費やされる医療費の増大も見過ごすことができません。いかに自身の健康を管理し健康寿命を延ばしていくかという予防医療の観点から、セルフメディケーションについて真剣に考える時期に来ていると考えています。

サフランが我々の救世主になる!?

私たちは、長年にわたる生薬学の研究から、様々な素材に出会うチャンスに巡り合いました。その中で、サフランの機能性は予防医療の面で、我々を救ってくれる大きな福音になると確信するに至りました。
ここでは、私たちの研究を中心に、サフランの可能性についてお話したいと思います。

家族イメージ

サフラン

サフランとは?
-サフランの歴史と希少性-

サフランは古来より医薬品として、香辛料として、また染料として3500年前から栽培されており、現在は、イラン、スペイン、ギリシャ等が中心になっています。花を構成するめしべ(特に柱頭と呼ばれる赤色の部分)を乾燥させたものをサフランと呼び、この乾燥めしべ1kgを集めるには15万本を超える花が必要で、また、1年に一度の短い開花時間に収穫する必要もあります。だからこそ非常に希少で重要なものとして、崇められてきました。

サフランとは?

サフラン

サフランに期待できる3つの効能

サフランには主要成分として、カロテノイド色素のクロシン、香りのサフラナール、辛味成分のピクロクロシン等が含まれます。特にクロシンに関しては、私たちの長年の研究結果から、多くの可能性を秘めていることが明らかとなりました。その中でも期待できる3つの効能についてご紹介します。

  • 記憶学習の増強
    記憶学習の増強

    学習して得た記憶は、アルコールを与えることにより阻害されますが、サフランエキスやクロシンを前もって与えておきますと、記憶が残るという実験データを得ています。また、記憶において重要な役割を担うのは、脳内の海馬という部分です。記憶には長期増強作用(LTP)が重要で、これもアルコールにより阻害されますが、私たちは、クロシンがそのLTPを増強することを明らかにしました。つまり記憶学習の増強にクロシンが関与することを証明しました。

  • 睡眠の改善
    睡眠の改善

    睡眠は単にその時間だけでなく、質も重要です。睡眠の質は、大脳の休息と位置づけられるノンレム睡眠が増えることで向上します。私たちはクロシンによりノンレム睡眠が増加されることを明らかにしました。

  • 発がんの抑制
    発がんの抑制

    またクロシンを内服させたマウスにおいて、発がんを抑制することも明らかにしました。これはクロシンが抗腫瘍活性を有することを示します。

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天然素材“サフラン”は予防医療において、
多くの可能性を秘めています。

正山先生

サフランは世界中で広く研究されています。ストレスや疲労感の軽減、うつ症状の改善、PMS(月経前症候群)の緩和、性機能障害の改善、メタボリックシンドロームや筋肉痛の改善に至るまで、幅広く検証がなされ、サフランがいかに重宝されているかがうかがえます。
サフランはマウスに体重1kgあたり5g投与しても毒性が出ない極めて安全な天然素材と位置づけられています。その主要な活性成分のひとつであるクロシンは中枢神経系を中心とした各種障害の改善作用をもつ有用な素材と注目されています。
現在日本には予防薬というものはなく、薬に取って代わる予防目的の天然素材が強く求められており、それは長い食経験を持ち安全性が高く、なおかつ多様な可能性を持つ素材が理想的です。
この点から、私たちはサフランが予防を目的とした天然素材の第一選択肢になり得ると同時に大きな希望と種々のエビデンスをもたらしてくれるものと信じています。

症状改善を目的としたサフラン、予防医療を目的としたサフラン

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